堂崎教会に美しい音色 長崎フルートオーケストラがコンサート

五島市奥浦町の堂崎教会で14日夜、長崎フルートオーケストラのコンサートがあった。信者や市民ら約50人が来場し、美しい音色に聞き入った。今年、献堂百周年を迎えた堂崎教会は、世界遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の構成資産の一つ。天主堂内にはキリシタン関連の貴重な品々が展示されている。  指揮、独奏はフルート奏者の渡辺義仁さん。「アヴェ・マリア」などのクラシックや「百万本のバラ」「千の風になって」など多彩な楽曲を演奏。奏者の一人は「荘厳な場では演奏も一層、厳粛な響きになる」などと話した。ピッコロからFバスフルートまで、大きさを比較しながら楽器を紹介するコーナーもあり、音色の違いに聴衆は興味津々。渡辺さんは演歌の「舟歌」なども情感を込めて独奏した。楽曲「森の教会」などは全員で合唱。五島の声楽家の独唱もあり、聴衆はうっとりとした表情で歌声に浸った。

平成20年9月17日 長崎新聞掲載記事

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